「リゼロ展」小林裕介&高橋李依が11年前のオーディションボイスに感じた“ゼロ”
TVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の10周年を記念した展示イベント「TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』展-10th Anniversary-」が、明日9月12日に東京・渋谷BEAMギャラリーで開幕。コミックナタリーでは本日9月11日に行われたメディア向け内覧会の様子と、ナツキ・スバル役の小林裕介、エミリア役の高橋李依が登場した記者会見の様子をレポートする。
白鯨とペテルギウスと記念撮影できる
アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」初の大規模展覧会として開催される「リゼロ展」。会場に足を踏み入れると、「オープニングシアター」が来場者を出迎える。天井まで伸びる巨大モニターに、10年間紡がれてきたスバルの戦いの物語が映し出された。1st seasonのエリアに進むと、キャラクターの紹介とともに設定資料を堪能できる。また各展示エリアには、スタッフやキャストが裏話を語るコラムも。ここでしか読むことができない貴重なコメントは必見だ。
白鯨との戦いを振り返るコーナーには霧が立ち込め、巨大な白鯨の瞳が光る。ときには瞳の色を赤く変えて、周囲をギョロリと見渡していた。通路を進むと現れる「勤勉なるフォトスポット」は、怠惰の大罪司教・ペテルギウスの権能“見えざる手”を再現したフォトスポット。迫力満点の巨大な手に乗り、権能を操っているかのような写真が撮影できる。膝を抱えて座るペテルギウスの立体展示も見どころだ。1st seasonのエリアの最後には、OVAの資料展示も行われていた。
大兎の群れに「お手を触れないでください」
2nd seasonの物語を制作資料とともに振り返ることができる通路の奥には、エキドナが大きくデザインされた壁面が。その横には、大罪を冠する6人の魔女の紹介が、資料とともに掲示されていた。さらにスバルに影響を受けてきたキャラクターたちとのエピソードが回想できる通路の先には、燃え上がる禁書庫を模した「“俺を選べ”メモリアルシアター」が登場。ファン投票企画で1位を獲得した第49話「俺を選べ」のシーンが再現され、スバルとベアトリスが約束を交わす、ファンであれば感動必至なシーンが壁面に映し出された。
次なるエリアでまず目に飛び込んでくるのは、三大魔獣・大兎の群れのフォトスポット「雪原の大兎」。中央の大兎の口もとと足元には、血まみれの人間の指が。ファンならトラウマが蘇りそうな、手を出すことも恐ろしい展示の近くには、「お手を触れないでください」と注意書きが貼られていた。
小林裕介&高橋李依のオーディションボイスを公開
3rd seasonのエリアでは、舞台となった水門都市プリステラを大型ジオラマで再現。街並みが一望できるジオラマの周囲にはモニターが設置され、都市の各所で繰り広げられたスバルたちと大罪司教たちとの戦いの映像が流れていた。次なる「英雄幻想フォトスポット」には、スバルが演説を行った都市庁舎のミーティアの立体展示が出現。展示付近では、スバルの演説のボイスが流れる。「超作画解剖」のコーナーでは、第63話「戦士の称賛」でのガーフィールとクルガンの戦闘シーンの制作過程を紹介。同シーンで使用された約3000枚の原画から、100枚以上が展示され、さらにモニターでは“線撮”の映像も公開された。
会場には、現在放送中の4th seasonの展示も登場。ここでは放送されたばかりの第82話「ナツキ・スバル」までの物語を、場面カットやセリフ、原画を交えて辿ることができる。なお会期中、4th season最終回放送後には、展示が増えることも明らかになった。
続くエリアには、小林と高橋のオーディション時のボイスを聴くことができる機材が設けられ、放送されたアニメの演技とは少し印象の違う2人の演技が楽しめた。またエグゼクティブプロデューサー・田中翔氏が選考を振り返るコメントも展示されており、2人が選ばれた理由が明かされている。その対面には、篠原正寛監督のメモ入りの台本、キャラクターデザイン・総作画監督を務める佐川遥のかわいらしいイラストや、スタッフへのメッセージが記されたメモも。同エリアで来場者を見送るように並ぶキャラクターパネルの前を通り過ぎると、キャストのサイン色紙も飾られていた。
オーディションのボイスは“ゼロ”の状態
記者会見が始まると、小林と高橋がそれぞれ劇中のセリフを披露して登場。放送されたばかりのエピソードのセリフを披露する小林に、高橋はファンのように喜ぶ。展示を鑑賞した2人は、モノリスの設定画を見て盛り上がったという。小林はレイドが使っている箸の設定画にも注目し、設定が細かく作りあげられていることに感心していた。また2人は82話の展示があったことに驚いたと伝える。今後4th seasonの展示が増えると聞くと、さらに驚いた表情を見せた。
オーディションボイスについて話がおよぶと、高橋は約11年前のボイスに感じた、自身と小林の声の若さについて触れる。小林のオーディションボイスには、スバルらしい声ながらも今との違いを感じたという高橋。それを受けた小林は、アフレコの際はオーディション時よりも声にガラガラとした要素を入れたことを明かす。そしてオーディションボイスは役への理解が深まる前の“ゼロ”の状態だと照れるように笑った。
1st seasonで育まれたキャストの絆
シーズンごとにアフレコの雰囲気が変わるのかと尋ねられた2人。小林は10年間を回想しながらも、1st seasonのアフレコが大変だったこと、そこで絆が育まれたことを振り返る。中でもベアトリス、ロズワールらが本当の意味で仲間になった後に迎えた3rd seasonのアフレコは、士気も高まっていたと語った。高橋もそれに同意し、一体感と、キャスト陣の頼もしさを感じたことを述懐した。
これから来場するファンに向けては、高橋が82話まで観ることを強く薦める。小林も同意して、展示は物語の核心に触れると注意喚起。さらに1つひとつの展示をゆっくりと鑑賞してほしいと伝え、地面の装飾にも注目するように強調した。また「勤勉なるフォトスポット」の話題になると、小林が今回の会場で立像が展示されていた人物はスバルとエミリアに加え、ペテルギウスだけであることに着目し、笑いを誘う。大兎の群れについてはその衝撃を説明しつつ、スタッフの本気を感じたと苦笑いした。
最後に高橋は、展示にはネタバレがあるとしつつも、アニメを途中までしか観ることができていない人にはモチベーションが上がる内容だと語る。そして最新話に追いついていない人にも、また作品を観てほしいという思いを伝えた。小林も展示を観てからアニメを観る楽しみ方もあることに共感。いろいろな楽しみ方で展示を堪能してほしいとメッセージを送り、イベントを締めくくった。
「TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』展-10th Anniversary-」は10月4日まで開催予定。チケットはローソンチケットで販売されている。
「TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』展-10th Anniversary-」
日程:2026年9月12日(土) ~10月4日(日)
時間:11:00~21:00 ※最終入場20:30
会場:東京都 渋谷BEAMギャラリー
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活4製作委員会
